診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
ダイズアブラムシとマメアブラムシは、開花期から新葉や若莢に多数寄生してダイズの生育を阻害する。ジャガイモヒゲナガアブラムシは密集した大きなコロニーを形成しないが、着莢期以降に葉裏に多数寄生する。加害部分は小円形に黄化し、多発すると早期落葉して減収する。また、アブラムシ類は各種ウイルス病を媒介する。
ダイズアブラムシはダイズおよび野草のツルマメ、マメアブラムシは各種マメ科、ジャガイモヒゲナガアブラムシはマメ科の他、多くの植物を加害する。
ダイズアブラムシはダイズ生育初期から飛来し、開花期から急速に増殖する。マメアブラムシは5~6月にソラマメで発生した後、ダイズやインゲン等に寄生する。ジャガイモヒゲナガアブラムシは5月に有翅虫が発生し、莢肥大期以降のダイズに寄生・加害する
ウイルス病感染防止のためには、播種時に浸透性の粒剤型殺虫剤を播種溝に土壌処理し、作物の生育中は粉剤または液剤を散布する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草