診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
ハダニ類は葉裏に寄生し、初期は多数の小さな白点を発生させる。多発すると葉は褐変するとともに、早期落葉して生育不良や減収となる。
寄主範囲は広く、マメ科、ナス科、ウリ科、バラ科等、各種作物を加害する。
カンザワハダニは休眠状態の雌成虫で越冬する。ナミハダニは休眠態と非休眠態が混在する。暖かくなると歩行や風に乗って畑に移動し増殖する。盛夏期以降に発生が多く、特に、高温・乾燥の年には多発する。
多発してからは防除効果が劣るので、早めに薬剤散布を行う。同一系統の薬剤を連用すると、薬剤抵抗性ダニの出現によって防除効果が低下する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
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難防除雑草