診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
育苗期〜本田初期には葉を食害する。被害葉の表面は白くかすり状になり、葉先はこよりのように巻葉する。出穂期頃急増し、穎内に侵入し、黒点米に似た着色粒(黒点症状米)や屑米、変色米を発生させる。イネシンガレセンチュウの黒点米は割れ溝周縁部が黒変するので判別できるが、区別しにくい被害である。
全国に分布する。成・幼虫態で越冬し、イネで3〜5世代を経る。葉表に卵を埋め込み産卵する。出穂期に急増し、以後減少する。
出穂期頃急増するのでカメムシと同時防除をねらう。
同時期に発生し同様に加害するが、発生数はイネアザミウマの1割未満と少ない。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
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難防除雑草