診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
6月ごろ、幼虫が葉に潜って食害し、線状の食痕を残す。4〜5月が冷涼の場合や早植え、1株の植付け本数が少ない場合、深水等で被害が大きい。
全国に分布。多食性で、イネ科植物の葉鞘内や根際で蛹越冬する。年4〜8回発生。第1回成虫は4月下旬に羽化し雑草に産卵し、次いで早植え水稲の水面浮き葉の表面に1粒ずつ産卵する。約1週間でふ化、幼虫期は約2週間で、葉内で蛹化し、1週間で成虫となる。成虫寿命は約2週間。
植えいたみを少なくし、深水を避ける。
幼虫が茎内の生長点や幼穂を食害するため、後で傷葉や傷穂となる。耐虫性品種にはニホンマサリ、黄金晴、コシヒカリがある。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
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難防除雑草