病害虫・雑草の情報基地

花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ヨトウガ

Mamestra brassicae
チョウ(鱗翅)目ヤガ科

幼虫の体長は約40mmに達する。若齢幼虫は淡緑色だが成長すると淡褐色や灰黄色等変異がある。

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ヨトウガ
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中齢幼虫と食害痕(キク)

ヨトウガ
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卵塊と孵化直後の幼虫

ヨトウガ
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成虫(開張約45mm)


被害

産卵数が多く、幼虫が大きいため甚大な被害となる。

被害作物

各種花卉類(キク、カーネーション、バラ等)。

発生

年2~3回発生する。東京では成虫は1回目4~5月頃、2回目8~10月に発生する。卵は数百個の塊として産下される。

防除

幼虫が分散する前の群生期に発見して処分することが最も効果的である。薬剤の効果は若齢期を過ぎると劣る。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

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