病害虫・雑草の情報基地

菜園の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ネギ類黒斑病

Alternaria porri

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ネギ類黒斑病
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葉に紡錘形の病斑が発生する(ネギ)

ネギ類黒斑病
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病斑が連続すると枯れが出る(ネギ)

ネギ類黒斑病
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病斑にすすのような輪紋が発生するのが特徴(ネギ)


被害

葉に淡褐色、紡錘形の枯れたような病斑を生じ、中央部から黒いすすのようなかびが同心円状に広がる。病斑から上部は枯れ上がる。病斑部から折れることもある。

被害作物

タマネギ、ネギ等。

発生

梅雨期と9月の秋雨や台風時期に発生が多い。肥料切れや生育が衰えると発病しやすい。

防除

被害葉は畑に放置しない。早めに薬剤を散布する。

収録:防除ハンドブック「 菜園の病害虫

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