診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉、茎、果実等に白い粉を振りかけたようにかびが発生する。植物により、かびが厚く被う場合と、かびが薄く這うためによく観察しないと発病がはっきりしない場合がある。葉では初め白いかびが円く広がり、しだいに葉全体を被う。激しい場合は葉茎が縮み、波を打ったようになる。葉の生気はなくなり、株の生育が不良となる。やがて下葉から枯れ上がる。イチゴ等では果実にも発生し、収穫できなくなる。
イチゴ、カボチャ、キュウリ、サヤエンドウ、トマト、ナス、ニンジン、パセリ等。
病原菌は種類が多く、花にも野菜と共通の病原菌によるうどんこ病が発生する。品種によって発病の差がある。胞子が風で飛散する。やや乾燥状態で発生しやすい。罹病植物残渣や資材に付着して生存できる。
同一の植物や同じ科の植物を連作しない。罹病植物残渣は処分する。支柱等の資材を消毒する。早めに薬剤防除する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
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キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
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花の病害虫 |
難防除雑草