診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
初めやや老化した花弁や傷んだ葉先等が腐敗する。果実は花の残渣が発病したところから病斑が広がることが多い。発病した花が葉に落下するとその部分から発病が始まる。茎では枝の分岐部、支柱やテープによる擦れた傷の痕等から発病する。茎や枝の病斑が取り巻くと、病斑部から上部は萎れ、やがて枯死する。特に茎の地際部が罹病すると株枯れを起こすため、被害が大きい。病斑上には灰色~淡褐色で粉状のかび(胞子)が大量に発生する。
イチゴ、オクラ、キュウリ、サヤエンドウ、トマト、ナス、ピーマン、レタス等。他に多数の花卉類や果樹にも発生する。
病原菌は罹病植物の残渣等で生存する。周辺の罹病植物からも胞子が飛散する。露地では5~6月に降雨が連続すると発病しやすい。
老化した花や葉を取り除く。収穫後の残渣や枯れ葉等を放置しない。周辺の他植物の罹病にも注意する。
稲の病害虫と雑草 |
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