診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
卵は数十個~数百個まとめて産下され、幼虫は若齢期から集団で行動し、整列したように並んで葉を食害する。幼虫は発育枝の枝単位に集中して食害し、成熟幼虫は主脈を残して食い尽くす。発育が速いため、収穫期近くで薬剤散布が少なくなると被害が大きくなることがある。
蛹態で越冬し、年1回の発生。成虫は開帳45~60mmで、6~7月に出現する。幼虫は8月頃に発生し、3齢幼虫まで集団で生活してその後分散し、成熟すると体長50~60mmになり、9月以降土中に潜って蛹化する。
幼虫が集団で食害しているので発見しやすい。幼虫分散前の早期発見に努め、コロニーを見つけたら捕殺する。被害が目立つ場合は薬剤防除を実施する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
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難防除雑草