診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
果実表面に小黒点が群生する。本病による症状は黒点型で、これ以外に雲型、破線型、緑斑型の汚染果病が知られているが、生理障害によるものと考えられている。黒点型は通常、1mm程度の小黒点(隆起するもの、陥没するもの、平滑なもの)が散在する。この病害で果実が腐ることはない。
第一次伝染源は枯枝につくられる胞子で、雨滴とともに飛散して感染する。感染は梅雨や秋雨のときに起こる。上向きの果実の日焼けなどで弱った果面部分に発生することが多い。発病の品種間差があり、富有、松本早生富有、伊豆などで発病が多い。
通風をよくし、枯枝を除去する。日焼けしそうな果実を優先的に摘果する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
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