診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
成虫は体長約1.4mmで前翅は黒色で白紋がある。ふ化幼虫は淡黄色で定着後に黒色となる。幼虫や蛹は多数の刺を有し、つやのある黒色で周囲は白く縁取られている。成・幼虫が葉裏に寄生し吸汁加害する。幼虫は大量の甘露を排出し、これが葉や果実に付着し、すす病を発生させる。
3齢幼虫と蛹で越冬する。成虫は5月中旬~10月下旬に合計4回発生する。成虫の寿命は数日で短い。新葉の裏に寄生し産卵する。近年の発生はごく一部の地域に限定されている。
幼虫発生最盛期の5月下旬や8月下旬などに登録薬剤を散布する。有力な天敵(シルベストリコバチ)が定着しているので、保護に努める。
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