病害虫・雑草の情報基地

カンキツの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

クワゴマダラヒトリ

Lemyra imparilis
チョウ(鱗翅)目ヒトリガ科  《加害》葉・果実

写真をクリックすると拡大します

クワゴマダラヒトリ
閉じる

雌成虫

クワゴマダラヒトリ
閉じる

雄成虫

クワゴマダラヒトリ
閉じる

幼虫


被害

幼虫が葉、果実を食害する。

発生

成虫は9月に発生し、カンキツ園周辺のアカメガシワ、カラスザンショウなどの葉に卵塊を産みつける。幼虫は産卵された植物上で巣網を張って集団を作り越冬する。3月頃からカンキツ園に侵入し、新葉などを食害する。5月下旬になると土中で蛹化する。数年間隔で多発する。

防除

秋にカンキツ園周辺を見回り、産卵樹を伐採し、巣網を含めて処分を行う。カンキツ園で発生が見られる年は、3~5月に登録薬剤を散布する。

収録:防除ハンドブック「 カンキツの病害虫

目次へ戻る  | 病害画像インデックス | 害虫画像インデックス  | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 | 
ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 |  アブラナ科野菜の病害虫 | 
  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
   イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 | 
カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 |  日本ナシの病害虫 |
   西洋ナシの病害虫 |  モモの病害虫 |  カキの病害虫 | 
ブドウの病害虫 |  花の病害虫 |  難防除雑草