病害虫・雑草の情報基地

サツマイモの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

黒あざ病(くろあざびょう)

Monilochaetes infuscans
<病原>糸状菌  <発病>塊根(収穫時、貯蔵中)

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黒あざ病(くろあざびょう)
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発病塊根 ©渡邊健

黒あざ病(くろあざびょう)
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病斑は表皮のみに現れ、塊根内部は腐敗しない ©渡邊健


被害

収穫時、塊根表面に淡黒色~黒色の不整形のあざ状の病斑を生じる。病斑は表皮にのみ認められ、塊根内部に進展せず、腐敗に至ることもない。

発生

黒あざ病は、土壌中の糸状菌の一種によって引き起こされ、「種いも」と苗、土壌で伝染する。

防除

病徴のない健全な塊根を「種いも」として選抜する。

収録:防除ハンドブック「 サツマイモの病害虫

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