診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
成虫、幼虫が新梢や茎を吸汁するため、寄生密度が高いとしおれる場合がある。苗床や圃場で成虫、幼虫が普通にみられるが、被害は軽微である。
サツマイモ、ジャガイモ・トマトなどのナス科野菜、タバコ、ナシ類。
年2回程度の発生と思われる。成虫が枯れ草の中などで越冬し、4月下旬頃に出現し、新成虫は8月頃から出現する。雌成虫が草上に集団を作り、1頭の雄がこれを防衛し、交尾するハレムを作る。雌はその株もしくは別な株に移動して葉裏に10~30粒を一塊にして産卵する。2齢幼虫から摂食を始め、3齢幼虫になると移動するようになり集合と分散を繰り返し、5齢幼虫を経て羽化する。夏季の高温乾燥が続いた年に多発する傾向がある。本州以南に分布する。
圃場周辺の雑草地から侵入するため、除草などを行う。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草