病害虫・雑草の情報基地

豆類の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ダイズ葉焼病

Xanthomonas campestris pv. glycines
〈Bacterial pustule〉

写真をクリックすると拡大します

ダイズ葉焼病
閉じる

葉表の病斑

ダイズ葉焼病
閉じる

葉裏の病斑


被害

普通葉に生じ、初め微細な淡緑~淡赤褐色の小斑点、後に1~2mm程度の褐~黒色の円形か近い形の病斑となる。表面では病斑は隆起しないが、裏面では中央部がやや隆起・コルク化し、周囲に淡黄色のハローが生じる。

被害作物

ダイズに発生する。

発生

開花期頃より収穫期前まで発生する。病原菌は被害植物の病斑内、または種子に付着して越年し、第一次伝染源となる。発病程度には品種間差異が認められる。

防除

無病の健全な種子を使用する。連作を避け、2年以上の輪作を行う。抵抗性品種を利用する。

収録:防除ハンドブック「 豆類の病害虫

目次へ戻る | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 | 
ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 |  アブラナ科野菜の病害虫 | 
  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
   イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 | 
カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 |  日本ナシの病害虫 |
   西洋ナシの病害虫 |  モモの病害虫 |  カキの病害虫 | 
ブドウの病害虫 |  花の病害虫 |  難防除雑草