診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
5〜7月まで成・幼虫が葉表から食害し、葉脈に沿って白いかすり状痕を残す。多発すると水田一面が真っ白になり茎数や穂数が減少する。
全国に分布するが、被害は冷涼地に多い。年1世代。成虫は山間地の日だまりや畦畔、川池沼周辺のイネ科植物の内部や根際土内で越冬する。5月中旬にマコモやイネに飛来・産卵するが、冬〜春に温暖だと成虫の出現は早く、発生量は多くなる。産卵は葉表に7月中旬まで続き、晴天時に多く曇雨天時は少ない。ふ化幼虫は長雨特に夜間に雨が降ると生育良好で被害は多い。幼虫は背に泥状に見える糞を背負うので「イネドロオイムシ」という。昆虫名は「イネクビボソハムシ」である。
稲の病害虫と雑草 |
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