病害虫・雑草の情報基地

稲の病害虫と雑草

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

黄萎病

Phytoplasma

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黄萎病
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黄萎病発病株

黄萎病
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ヒコバエでの発生


被害

分げつ期頃から発病し、やがて株全体が黄化、萎縮し、分げつ数が増える。罹病株では刈り取り後のヒコバエに典型的な黄化、萎縮、叢生症状が生じる。

発生

病原ファイトプラズマを獲得したツマグロヨコバイ幼虫が第一次伝染源となり、体内で越冬し、翌春イネに感染すると潜伏期間を経て発病する。

防除

本病の防除は、媒介虫のツマグロヨコバイ防除が基本となる。

収録:防除ハンドブック「 稲の病害虫と雑草

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