診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
分げつ期に発病が多く、株全体が萎縮して分げつが多くなる。葉は濃緑色となり、葉脈に沿って白から乳白色の斑紋が線から点線状に生じる。早期に発病した株は出穂せず、遅く発病した株は出穂するが稔実不良となる。
イネ萎縮ウイルスを吸汁獲得したツマグロヨコバイ幼虫が第一次伝染源となり、永続的に媒介する。ウイルスは保毒雌虫を通して高率に経卵伝染する。暖地では越年した発病稲株も春季の伝染源となる。
本病の防除は、媒介虫のツマグロヨコバイ防除が基本となる。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
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西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草