診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
本田初期の罹病株では新葉が退色し、こよりのように巻いて徒長し、曲がって垂れ下がる「ゆうれい病」となり枯死する。遅い感染では葉脈に沿って黄緑色〜黄白色の縞状の斑紋を生じ、激しいと全体が黄化する。罹病株は草丈が低く分げつも少なくなり、萎縮し枯死する。症状が軽い場合は、穂は出すくみ奇形あるいは不稔となる。
イネ縞葉枯ウイルスを吸汁獲得したヒメトビウンカ幼虫が第一次伝染源となり、経卵伝染する。
本病の防除は、媒介虫のヒメトビウンカ防除が基本となる。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
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