病害虫・雑草の情報基地

花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

根頭がんしゅ病

Agrobacterium tumefaciens

写真をクリックすると拡大します

根頭がんしゅ病
閉じる

キク根頭がんしゅ病:根冠のこぶは根の発生を阻害する

根頭がんしゅ病
閉じる

ボケ根頭がんしゅ病:根にこぶが連続して発生する

根頭がんしゅ病
閉じる

キク根頭がんしゅ病:こぶの表面は荒く、亀裂が入る


被害

茎の地際部や根の一部が肥大し、淡黄色~褐色のこぶを形成する。こぶの表面は粗く、亀裂が入る。植物の生育が徐々に悪くなり、ついには枯死する。

被害作物

花:キク、シャクヤク、ダリア、バラ等。花木:ウメ、カイドウ、サクラ類、ボケ等。

発生

病原細菌は土壌中で長く生存できる。移植時の断根の傷等から感染する。

防除

発病した場所は土壌消毒を行う。無病の苗を植える。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

目次へ戻る | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 | 
ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 |  アブラナ科野菜の病害虫 | 
  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
   イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 | 
カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 |  日本ナシの病害虫 |
   西洋ナシの病害虫 |  モモの病害虫 |  カキの病害虫 | 
ブドウの病害虫 |  花の病害虫 |  難防除雑草