病害虫・雑草の情報基地

ハンドブック ムギ類の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ヒメトビウンカ

Laodelphax striatella
カメムシ(半翅)目ウンカ科 《加害》稈(茎)

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産卵痕 ©全農教

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卵 ©全農教

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1齢幼虫 ©全農教

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2齢幼虫 ©全農教

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3齢幼虫 ©全農教

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4齢幼虫 ©全農教

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5齢幼虫 ©全農教

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短翅型雄成虫(背面) ©全農教

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長翅型雌成虫(背面) ©全農教

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短翅型成虫(側面) ©平井一男


被害

成虫、幼虫がムギの稈(茎)から吸汁し生育を抑制する。

被害作物

ムギ、イネなど多数。

発生

全国に分布。幼虫で越冬し、カモジグサに多い。関東以西では越冬成虫が3月にムギ畑に移動し産卵を開始する。6月に第1世代成虫が出現する。その後はイネで過ごす。移動性に富み長距離移動も報じられている。

形態

成虫の大きさは雌で3.5~4㎜、雄はやや小さい。越冬世代はやや黒く、夏季は淡い。各世代で短翅がでる。雌雄では雄がやや黒っぽい。

収録:防除ハンドブック「 ムギの病害虫

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