診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
コムギに被害が発生する。成虫が穂の付け根(穂軸)をササラ状に食害して、穂が枯死する。被害は圃場の周辺部に多く、よく目立つ。散発的に発生するため、収量被害は軽微。
コムギ
全国に分布、関東地方以南で個体数が多い。成虫で越冬し春~6月ころまでズィーと鳴き、ケラと間違えやすい。越冬個体は翌年まで生き続ける場合もあるため、年間を通して成虫が見られる。褐色型と緑色型が存在し、口器は赤く噛みつかれると痛い。灯火に飛来する。一般に成虫で越冬する大型バッタ類は本種とツチイナゴの2種がある。
減収影響は軽微のため、防除対象とはならない。
稲の病害虫と雑草 |
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難防除雑草