病害虫・雑草の情報基地

トマト・ナス・ピーマンの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

ナスうどんこ病

Sphaerotheca fuliginea (Oidiopsis sicula、Oidium sp.)

写真をクリックすると拡大します

ナスうどんこ病
閉じる

葉や葉柄の病斑

ナスうどんこ病
閉じる

果梗やがくにも白い病斑が生じる

ナスうどんこ病
閉じる

葉全体に発生した多数の病斑


被害

主に葉に発生するが多発すると茎、果実などにも発生する。はじめ葉の表面に白色のかびが点々と生じ、次第に広がって白色の病斑を形成する。

被害作物

ナス。

発生

施設栽培では春と秋に、露地栽培では夏~秋に発生しやすい。28℃前後で、湿度が50~80%のときにまん延しやすい。病原菌は被害残渣などで圃場に残り、病斑上の胞子が風で飛散し、周囲にまん延する。

防除

早めに薬剤を散布する。

収録:防除ハンドブック「 トマト・ナス・ピーマンの病害虫

目次へ戻る | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 | 
ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 |  アブラナ科野菜の病害虫 | 
  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
   イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 | 
カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 |  日本ナシの病害虫 |
   西洋ナシの病害虫 |  モモの病害虫 |  カキの病害虫 | 
ブドウの病害虫 |  花の病害虫 |  難防除雑草