診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
はじめ、下葉の小葉が一部萎れ、2~3日後にはこの部分は黄白色~黄色になる。変色部は徐々に広がり、小葉全体が褐変枯死する。下葉の枯死は徐々に上位の葉に広がり、慢性的な下葉の枯れ上がりをきたす。発病株の葉柄や茎の導管は黄褐変している。
多犯性でナスの他、トマト、イチゴ、ハクサイ、ダイコン、キクなど多くの作物に寄生する。
施設栽培でも露地栽培でも発生する。被害残渣上に多数の微小な菌核が形成され、これが土壌に残って次作の伝染源となる。気温22~28℃前後が発病適温であり、低温期や真夏の高温期には一時病勢は衰える。土壌は湿潤状態で発病しやすく、日照不足は発病を助長する。
抵抗性品種を利用する。発病株は抜き取って処分する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草