病害虫・雑草の情報基地

トマト・ナス・ピーマンの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

トマト輪紋病

Alternaria solani

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トマト輪紋病
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下葉に発生した暗褐色の同心輪紋状病斑

トマト輪紋病
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裏面には黒褐色のかびが生じる


被害

主に葉で発生する。はじめ暗緑色水浸状の小斑点を生じ、次第に拡大して、円形~楕円形の同心輪紋の病斑となる。発病が激しいと下葉から多数の病斑を生じて枯れ上がる。

被害作物

ナス、トウガラシ、ジャガイモなど。

発生

28~30℃で、乾燥状態のとき発生しやすい。肥料不足で発病しやすい。

防除

適切な肥培管理をする。病葉をつみ取る。葉裏にもかかるように薬剤を散布する。

収録:防除ハンドブック「 トマト・ナス・ピーマンの病害虫

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