診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
幼虫は新梢や徒長枝の先端から食入し、加害を受けた新梢は食入部から枯れて折れ曲がる芯折れとなる。また、果実に孔をあけて食入し、食入孔から糞を排出する。
リンゴ、ナシ類、モモ、スモモ、オウトウなどを果実や新梢を食害する。
寒冷地以北では年4回発生し、越冬は成熟幼虫で粗皮下、枝のすきまなどに粗い繭を作って越冬する。越冬世代成虫は4月末頃から出現し、第一世代幼虫がモモなどで芯折れを起こす。セイヨウナシの果実の食入は、第四世代幼虫が発生する9月頃に最も多くなる。
付近のモモ、オウトウ、スモモなどの芯折れは見つけしだい摘除する。成虫の発生盛期に殺虫剤を散布する。また、ナシヒメシンクイに効果のある交信かく乱剤を設置する。
稲の病害虫と雑草 |
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