診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
伊豆など、表皮の粗い品種で被害が多い。幼虫は主幹、主枝、亜主枝の分岐部の形成層に食入し虫糞を排出する。成虫は外部で羽化するため被害部の表面に蛹殻が残る。一度加害された場所は繰り返し加害される傾向が強いため、先の部分は樹勢が衰弱する。
成虫は年2回ダラダラと発生する(5月中旬~6月下旬、7月下旬~9月下旬)。
休眠期の粗皮削りが有効で、フジコナカイガラムシ、フタモンマダラメイガ、カキミガも同時防除できる。性フェロモン剤による交信かく乱も防除効果がある。薬剤防除は葉や果実の薬害を防ぐため枝の分岐部のみに丁寧に行う。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
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西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草