診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
被害発生には品種間差があり、一般に平核無などの渋柿で多く富有などの甘柿では少ない。開花期~幼果期に加害された果実は肥大にともない加害痕がコルク化した波状紋として果頂部に現れる。生育後期の加害では被害痕が数mm間隔でへた周辺に集中する。脱渋処理を要する品種では脱渋後に症状が顕在化したり日持ちが悪くなる。
蛹、成虫で越冬し3月頃から出現する。年間5~8回の発生で、チャ、カンキツ、ブドウ、イヌマキ、サンゴジュ、アジサイなど様々な植物で発生しカキを加害する。
開花から1か月間の防除が特に重要。開花期の防除は訪花するミツバチへの影響の少ない剤を使用する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草