病害虫・雑草の情報基地

カキの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

アオマツムシ

Truljalia hibinonis
バッタ(直翅)目マツムシ科 《加害》果実

写真をクリックすると拡大します

アオマツムシ
閉じる

アオマツムシ成虫。体長約25mm ©全農教


被害

主に着色期の果実が加害を受ける。早生品種での被害が多い。被害痕は直径数mmのえぐれた円状で、ハスモンヨトウによる被害と似ている。葉では葉脈や縁を避けて穴を開ける。発生源は周囲の雑木林であるため、ほ場周辺の樹で被害が多い。モモ、ナシなどの被害が多い。

発生

周囲の雑木林などで発生した成虫がカキに飛来して加害する。年1回(9~10月)の発生。

防除

通常の管理を行っている園では同時期の他害虫に対する薬剤散布で防除される場合が多い。

収録:防除ハンドブック「 カキの病害虫

目次へ戻る  | ホームへ戻る

稲の病害虫と雑草 |  ムギ類の病害虫 |  豆類の病害虫 | 
ジャガイモの病害虫 |  サツマイモの病害虫 |  アブラナ科野菜の病害虫 | 
  トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |  キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
   イチゴの病害虫 |  ネギ類の病害虫 |  菜園の病害虫 | 
カンキツの病害虫 |  リンゴの病害虫 |  日本ナシの病害虫 |
   西洋ナシの病害虫 |  モモの病害虫 |  カキの病害虫 | 
ブドウの病害虫 |  花の病害虫 |  難防除雑草