診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
6〜7月の幼果期に発病する。被害は果実のみで、果実に凹凸を生じ奇形となる。肥大が進むにつれて症状は軽減するが、この部分がいぼ状となり、いぼの部分がさび状となる。被害の程度は年によって軽重がある。
病原は明らかでないが、接ぎ木によって伝染する。保毒穂木を高接ぎ後、1〜2年で発病し始めるが、多くは接ぎ木部位の近くの果実から発生する。6〜7月が低温の年に病徴が発現しやすい。
接ぎ木伝染することから、高接ぎする場合は健全な樹から穂木を採取する。病徴が軽微な場合は判別が困難なことから、数年にわたって果実をよく観察して健全樹を見きわめる。
稲の病害虫と雑草 |
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