診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
吸汁加害により、肥大期の果実に灰褐色、着色期には黒褐色の被害が果面全体に発生する。
雌成虫の体長は約0.1mmで肉眼では観察できない。芽で越冬した成虫が発芽とともに新梢に移って増殖し、7月頃から果実に移動し加害する。吸汁加害から被害が確認できるまで約1か月かかり、8月頃から被害が確認されるようになる。
6~9月に薬剤防除を行う。7月の防除が最も重要である。被害を確認してからの防除では十分な効果が得られないので、常発園では予防的な薬剤散布が必要である。体系防除では4月のマシン油散布も効果的である。
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