診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
成虫、幼虫が茎、塊根を食害し、被害様相はアリモドキゾウムシに類似する。
サツマイモ、ヨウサイなど。
沖縄県では年6~7回発生し、周年各ステージがみられる。成虫の寿命は4~10か月と長く、1雌当たりの産卵数は300~500粒で、27℃条件下では産卵から塊根脱出まで54日程度を要し、奄美群島以南の南西諸島および小笠原諸島に分布する。
アリモドキゾウムシ、サツマイモノメイガと同じく特殊病害虫に指定されている。本種は飛翔できないため分布拡大は寄主植物の移動によるため、発生地からは生の寄主植物の移動が禁止されている。本種は雌が性フェロモンを分泌しないため、未発生地に侵入すると発生モニタリングには多大な労力をともなう。
稲の病害虫と雑草 |
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