診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
発生は局地的である。症状が激しい場合には株全体が萎縮して小葉を叢生する。展開葉は葉縁がわずかに退色する。開花はするが結実はほとんどみられず、結実したものも奇形果となる。花弁の緑化がみられる。
病原はヒメフタテンヨコバイによって伝搬される。ヒメフタテンヨコバイは卵で越冬し、関西地方では3月下旬から10月にかけ、年4回発生する。経卵伝染しないので被害植物が伝染源となる。
媒介昆虫であるヒメフタテンヨコバイの早期防除と伝染源となる発病植物の除去が重要である。
稲の病害虫と雑草 |
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