診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
幼虫が葉、果実表皮などを食害する。ふ化幼虫は葉裏から表皮を残して食害するが、中、老齢幼虫になると葉をつづり合わせ、その中で食害する。ひどい場合には葉脈を残すのみになったり、果実表面を食害されて商品価値がなくなる。
ウリ科作物の他、オクラ、ワタなどのアオイ科作物。
年3~4回発生するが、発生は秋季に多い。非休眠性で、比較的低温に弱く、幼虫越冬できる地域は関東以西と考えられている。施設栽培では野外から侵入した成虫が主な発生源になる。なお、成虫は昼間活動する。
施設栽培では、換気窓を防虫ネットで被覆し、成虫の飛び込みを防ぐ。発生が多い場合には薬剤による防除を行う。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草