病害虫・雑草の情報基地

豆類の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

アズキ褐斑細菌病

Pseudomonas syringae pv. syringae
〈Bacterial brown spot〉

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アズキ褐斑細菌病
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葉の病斑、褐色の大型病斑になる

アズキ褐斑細菌病
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莢には褐色水浸状病斑を形成する


被害

初め葉に褐色の小斑点を生ずる。斑点はその後拡大、融合して黄色のハロー(暈)を伴った赤褐色、円形~不整形の大型病斑となる。病斑の中央部は破れやすい。葉柄ではやや水浸状の赤褐色の条斑と、莢では褐色を帯びた円形~不整形の水浸状斑点を形成。

発生

種子伝染し、播種後約1か月を経過した6月中旬頃から初発。その後、降雨や中耕除草等の作業に伴い発生拡大。

収録:防除ハンドブック「 豆類の病害虫

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