病害虫・雑草の情報基地

花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

チャハマキ

Homona magnanima
チョウ(鱗翅)目ハマキガ科

大型のハマキムシ。幼虫は胴部は暗緑色、頭部は褐色である。ハマキムシ類はチャハマキの他、チャノコカクモンハマキ、リンゴコカクモンハマキ等多くの種がいる。

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チャハマキ
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幼虫(体長25mm)と被害(ツツジ)

チャハマキ
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雌成虫(開張20~35mm)

チャハマキ
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幼虫による被害(ヘデラ)


被害

幼虫が葉を綴り合わせてその中に潜みながら食害する。

被害作物

広食性でバラほか各種広葉樹、シクラメン等。

発生

年4~5回発生するが東京では5月、7月が多い。幼虫は休眠性を持たず、巻葉の中で越冬する。

防除

綴り葉ごと取り去る。発生が多いときは初期に薬剤を散布する。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

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