病害虫・雑草の情報基地

花の病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

コナガ

Plutella xylostella
チョウ(鱗翅)目スガ科

幼虫は淡緑色で葉を加害する。葉の上にレース状の薄い繭をつくり、その中で蛹となる。

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コナガ
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繭内の蛹

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幼虫(体長約10mm)

コナガ
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雄成虫(体長約10mm)

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幼虫による食葉被害(キンレンカ)


被害

卵は葉裏に産み、若齢幼虫は表皮を残して食害するため透かし模様となる。

被害作物

アブラナ科の各種花卉類(ストック、ハボタン等)、キンレンカ、クレオメ。

発生

暖地では1年に10回以上世代を繰り返す。

防除

防虫網等で成虫の侵入を防止する。周辺のアブラナ科の雑草等を除去する。薬剤防除は若齢幼虫期に行う。

収録:防除ハンドブック「 花の病害虫

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