診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
春、越冬した幼虫が、新梢に集まり葉を食害する。新梢の先端部を加害されるとブドウの生育への影響が大きい。夏から秋にかけても発生する場合があるが、通常は他害虫を目的とした防除が行われている影響で、問題となることは少ない。
多くが年1世代の発生である。ミノを被った幼虫が越冬し、夏にかけて成虫が発生する。羽をもち飛翔ができるのは雄成虫のみで、雌は生涯をミノの中で終える。雄成虫が雌成虫のミノへ飛来して交尾し、雌はミノのなかで産卵する。
発生を確認したら捕殺する。多発した場合は、ブドウの生育初期を中心に防除を行うが、他害虫の防除を行うなかで一緒に防除されることが多い。
稲の病害虫と雑草 |
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難防除雑草