診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
成幼虫が葉を吸汁する。被害葉は葉脈に沿って黒褐色に褐変し、いわゆるスス葉となる。この被害により光合成が阻害され果粒肥大や枝の登熟に悪影響を及ぼす。多発時には、果房の穂軸も加害し、穂軸が褐変した被害が発生する。
主に芽の鱗片の内側で越冬する。葉の展葉とともに増殖するが、6月中下旬以降急激に密度が増加する。空梅雨の年は本虫の被害が多くなる。
休眠期の石灰硫黄合剤による防除が効果が高い。生育期の防除は6~7月に薬剤を散布する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
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難防除雑草