診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
幼虫が新梢の先端を糸でつづり合わせ食害する。新梢の被害は大きな被害とは ならない。花穂、果房に寄生した場合、それらの内側に糸をはいて住処を作り、果梗や果実の表面を薄くかじるように食害する。被害果実は、脱粒、腐敗などの2次的な被害も起きる。果房の内側を加害するため密着した果房では被害に気付きにくい。
幼虫が樹皮の隙間などで越冬する。成虫の発生回数は4回である。越冬世代は5月上旬から6月上旬に羽化する。主に第一世代幼虫が幼果期の果実や新梢に被害を起こす。幼虫は、葉や果房内で糸をはいて綴り合わせ、その中に生息場所を作り果実や葉を食害する。 幼虫は、頭部は黒~茶褐色、老齢幼虫は鮮緑色となり、後ずさるように素早く動く。
若齢幼虫期に薬剤を散布する。作業中に糸でつづられた新梢、果房を見つけたら幼虫を捕殺する。
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