診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
葉に発生する。葉の先端が黄白色に枯れ込み、しだいに下方部に向かって枯れ込みが進む。葉の表面にうっすらと黒ずんだ長菱形の変色部が現れ、のちに黒色小粒点(偽子のう殻)が多数生じる。葉はやがて明瞭な多数の小黒点で黒変して全体が枯死し、枯れ葉が地表面に残る。
ネギ
かびによる病害で、病原菌は罹病残さとともに圃場に残り、伝染源となる。本病菌の培地上の生育適温は約20℃,子のうの成熟適温は20~25℃,子のう胞子の発芽管伸長の適温は20~25℃ であるが,圃場での発生生態の詳細は不明な点が多い。本病の発生は関東北部、東北、北海道で認められるが、他地域では発生がすくない。
連作をしない。発病初期に被害葉を除去する。収穫後の被害残さは圃場外に持ち出し、適切に処分する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
トマト・ナス・ピーマンの病害虫 |
キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
菜園の病害虫 |
カンキツの病害虫 |
リンゴの病害虫 |
日本ナシの病害虫 |
西洋ナシの病害虫 |
モモの病害虫 |
カキの病害虫 |
ブドウの病害虫 |
花の病害虫 |
難防除雑草