診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。
長距離飛来性の昆虫として知られる。幼虫初期は葉に不規則な食痕を残すが、成長すると昼間は株元に潜み夜間に食葉する。冠水田に多発するが、それ以外でも出穂期に多発し葉や穂も食べる。冬期温暖少雨年に多発したことが多い。
全国に分布する。幼虫が1月の平均気温4℃以上の牧草(地)の株元で越冬し、年3~5回発生する。卵期は約7日、幼虫は6齢を経て20~30日で蛹化、10~15日で成虫になる。枯葉の隙間に1雌約1500粒を産卵する。
6月以降早期発見に努め1株1頭以上の若齢幼虫と葉の食害が目立ったら防除する。
稲の病害虫と雑草 |
ムギ類の病害虫 |
豆類の病害虫 |
ジャガイモの病害虫 |
サツマイモの病害虫 |
アブラナ科野菜の病害虫 |
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キュウリ・スイカ・メロンの病害虫 |
イチゴの病害虫 |
ネギ類の病害虫 |
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難防除雑草