病害虫・雑草の情報基地

ジャガイモの病害虫

診断のための特徴的な写真を掲載し、被害、発生、防除、薬剤(農薬)について簡潔に解説しています。

輪紋病(りんもんびょう)

Ascochyta phaseolorum
≪病原≫糸状菌  ≪発病≫葉

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輪紋病(りんもんびょう)
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葉表の病斑Ⓒ全農教

輪紋病(りんもんびょう)
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葉裏の病斑Ⓒ全農教

輪紋病(りんもんびょう)
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発病株Ⓒ全農教


被害作物

病原菌は多犯性でアズキ、インゲンマメのほか多数の植物に輪紋病斑を形成する。

被害植物

葉に直径5~6mmで、同心円状の輪紋を有する褐色の病斑を形成し、病斑は破けやすい。病斑の中央部は灰褐色で、なかに黒色の小粒点(分生子殻)を産生することで灰色かび病と識別できる。一般に散発的で実害はない。

発生

ジャガイモや他作物の罹病茎葉で越冬した、伝染源となる。成育中の葉の傷口から感染することが多いとされている。

防除

特に防除の必要性はない。

収録:防除ハンドブック「 」

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